Pale Blue

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Pale Blue、アジアでの連携拡大、延世大学に水エンジン提供へ

Pale Blueは、韓国 延世大学の6U*1キューブサット2機に向けた水蒸気式推進機(0.5Uサイズ)を受注しました。本契約において推進機は、衛星間レーザー通信*2のための編隊飛行*3に使用され、2機の衛星間での光通信が行われる予定です。

(c) Yonsei University

延世大学 天文学部 パク・サンヨン教授 コメント

「このプロジェクトでPale Blueと協業できることを嬉しく思います。私たちのミッションは、衛星の軌道変更と位置関係の維持が中心的な役割を果たす、最先端のレーザー通信の実証を目指しています。Pale Blueの推進機は私たちの要件を完璧に満たし、環境に優しいだけでなく、規制上の制約がないという利点もあります。この良好な産学連携を将来の衛星ミッションでも継続できることを楽しみにしています。」

 

Pale Blue 共同創業者 兼 代表取締役 浅川純 コメント

「この度、延世大学のプロジェクトにご協力できる機会を得られたことを大変嬉しく思います。延世大学は小型衛星の開発・利用において韓国を代表する大学の一つであり、本プロジェクトにおいても革新的なミッションの成功を目指しています。当社の水推進機が小型衛星の誘導制御や卓越した通信技術の確立に貢献できると確信しており、当社製品を選んでいただいたことを光栄に思うと共に、引き続き延世大学をサポートしてまいります。」

 

アジアは急速に成長する宇宙産業の中心地であり、当社はこの地域での存在感を強化し、宇宙技術の発展に貢献することを目指しています。延世大学との協力を通じて、Pale Blueはアジアのパートナーとの連携を強化し、事業を拡大してまいります。当社の水推進機を世の中に送り届け、宇宙産業のコアとなるモビリティを創成します。

 

用語解説

*1 1U:10cm x 10cm x 10cm

*2 レーザー通信:

*3 編隊飛行:地球周回軌道上にある宇宙機の点検や補修・回収などの軌道上サービス、宇宙望遠鏡による高精度の科学観測などを目的とし、複数の宇宙機が決められた条件を保ったまま周回軌道を航行すること。フォーメーションフライト。

 

Pale Blueについて

Pale Blueは、2020年に創業した東京大学発の宇宙スタートアップです。安全無毒である「水」を推進剤とした持続可能な小型衛星用推進機の技術革新および社会実装に取り組んでいます。今後の社会インフラの鍵を担う⼩型衛星の実⽤化に向けて、最大の課題となっている推進機に技術革新を起こすことで、宇宙産業のコアとなるモビリティを創成し、人類の可能性を拡げ続けます。

ウェブサイト:https://pale-blue.co.jp/

 

お問い合わせ先

株式会社Pale Blue 広報担当:奥原

メールアドレス:pr@pale-blue.co.jp

 

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